福井県福井市は商店街の空き店舗率が改善中で今後も期待

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空き店舗の減少で賑わいを取り戻した商店街

 

福井県福井市のJR福井駅に最も近い、中央1丁目の商店街の空き店舗が減少し、活気を取り戻してきています。
空き店舗割合福井市地価状況福井市

 (出典:まちづくり福井(株)「福井市中心街地店舗実態調査」)

この商店街は商業集積の高い西口に位置し、平成27年の空き店舗率は14.6%で昨年度の19.0%からみて4.4%も減少しています。
またこの中央1丁目のデパート近傍である1丁目5-2(以後福井5-2)、西口再開発ビル近傍である1丁目5-3(以後福井5-3)は福井市商業地の平均地価よりも地価の下落率が小さくなっており、特に地価変動が横ばいになっている福井5-3は今後も地価上昇が続く地域となることが期待されます。

この地価下落率の低下の大きな要因のひとつに、ふくい「美のまち」プロジェクトがあります。

このふくい「美のまち」プロジェクトはエステや整体、オーガニックカフェといった「美」をテーマとした店舗を中央1丁目の商店街に集中させることで、美に興味関心を持ち流行に敏感な女性客を集め福井市に賑わいをもたらそうというプロジェクトです。

2015年3月に一斉に開業した11店舗は商店街の空き店舗を活用しており、空き店舗情報の提供や駅前空き店舗見学ツアーの実施だけでなく、行政側も中心市街開業促進事業により開業経費、家賃補助といった助成が受けられる体制を整えています。

このような追従しての開業を促進する働きかけもあり商店街の活性化に大きく影響しています。

 

大規模開発による地価上昇

 

他にも福井市の地価上昇の大きな要因となりうるものとして、JR福井駅周辺で行われている2つの大規模開発が挙げられます。
1つ目はふくい「美のまち」プロジェクトとの相乗効果も期待されている西口再開発ビルです。

2016年春に完成予定の西口再開発ビルは、高層部は分譲マンションで中層部は公共施設、低層部は店舗となっており分譲マンションの完売、店舗出店希望者が殺到しており大きく注目されています。

もう1つは2022年に予定されている北陸新幹線の敦賀延伸です。

これは東京オリンピックにあわせて延伸の2年前倒しが出来るかどうかも与党内で検討されており、現在はえちぜん鉄道が北陸新幹線高架を使用した仮線運行が行われているため延伸前に新幹線高架での運行を体験できるようになっています。

このように福井県福井市中央1丁目は賑わいを取り戻しつつあり、今後も地価上昇が期待できます。

(参考記事:住宅新報第3447号)

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