新潟県は大和百貨店跡地再開発で今後に期待

niigatasi

かつて栄えた新潟市古町地区

 

新潟県新潟市で昔から商業地であった古町地区は、昭和初期では新橋・祇園と並んで三大花街と呼ばれるほどに栄えていました。

 

高級料亭も多数存在し、現在でも12軒は営業を続けています。

 

かつては栄えていた古町地区は昭和初期に天然ガスの採掘によって発生した地盤沈下、下水道網の不備により堀に流れ込んでしまった生活廃水による水質悪化、昭和新潟大火による古町地域の消失と遊郭の移転といった様々な原因により現在では他の商業地区よりも地価の下落が著しく、長期的な下落トレンドにあります。

 

今回再開発される大和百貨店は、新潟支店は昭和30~50年代までは大和百貨店最大の稼ぎ頭となっていました。

 

平成に入るとこの大和百貨店の隣りにNEXT21が1994年5月にオープンし、当時は数キロにわたる車の渋滞が起きるほどの盛況をみせていました。

 

現在は中核テナントの撤退や事務所稼働率の低下といった状況であり、現在の状況からは当時の盛況ぶりは感じ取ることはできません。

 

かつては盛況であった大和新潟店は平成22年6月に閉店となり、再開発を目指していました。

 

継続的な地盤沈下の進行もあり、かつての盛況さを取り戻す為にはこの大和百貨店跡地の再開発が必要条件でしたが、中核テナントの誘致に難航しており準備組合による事業計画は行き詰まっている状態でした。

 

再び盛況を取り戻す為の鍵となる計画が動き出す

 

こうした再開発が望まれながらも難航している状態が長く続きましたが、2015年5月に地元の企業である明和工業が大和百貨店跡の土地と建物を大和百貨店から購入したことが弾みとなり、2015年11月の新潟市都市計画審議会で大和百貨店跡の再開発計画に係る第一種市街地再開発事業の都市計画案が可決されました。

 

現在の衰退を改善させる鍵となる事業とされながらもこれまで停滞していた再開発の都市計画が可決されたことにより、現在の下落トレンドを反転させ、かつての盛況さを取り戻し始める事が期待されます。

一押し記事