群馬県前橋市は官民双方の様々な取り組みで地価上昇の期待大

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群馬県前橋市の現在

 

交通機関が発達した都市部は駅の近くに商店が立ち並び人が集中し栄えるのが通常で、実際首都圏のターミナル駅周辺はそのほとんどが栄えています。

 

しかし自家用車が浸透しているモータリゼーションが発達してしまっているとどうでしょうか?

 

モータリゼーションが発達する地域の場合どこに移動しようと考えても自家用車での移動が必要となります。

 

これは公共交通機関が発達していない為自家用車を持っていないと不便であることも要因ではあるのですが、こうして自家用車が普及すると自分の車で移動すれば良くなるので路線バス等の利用者は少なくなります。

 

そうなってしまうと更に交通機関が衰退してしまい自家用車の普及が強まると言うような悪循環があります。

 

こうなると駅周辺の商店街に行くのも郊外の大型ショッピングセンターに行くのも手間がほとんど変わらなくなるので、大型ショッピングセンターに流れる人口の分駅前商店街は衰退し、衰退して行く商店街よりも大型ショッピングセンターに魅力を感じる顧客により業績の悪くなる商店街は更に衰退していくという、こちらも悪循環が起きてしまいます。

 

このように、モータリゼーションが発達している地方都市の多くは共通して中心街が衰退しています。

 

全国都道府県の県庁所在市別相続税最高路線価の低い都市の推移をみると、関東地方に位置する群馬県前橋市でもこの典型的な例であることが分かります。

 

この前橋市は2007年から2012年までの6年間常に最下位にいました。

 

現在は鳥取県鳥取市が最下位となっており最下位は脱していますが、下から2番目という全国でも衰退が特に進んでいる都市となっています。

 

群馬県の場合県庁所在地の前橋市よりもターミナル駅の存在する高崎市の方が地価が2倍以上高くなっており、こちらで見ると中位圏内に入っており、群馬県全体が衰退傾向にあっても、その中でも特に衰退していることが分かります。

前橋市は官民双方の様々な活動により活性化の兆し

 

前橋市はイオンモールの出店計画、高崎パブリックセンターやコンベンション施設の建設計画のある高崎市と比べると大きく注目されるような計画は少ないです。

 

しかしながら中心市街地の活性化に向けた活動は官民様々行っていて、アーツ前橋という美術館のオープン(2013年)と「前橋市市街地総合再生計画」の策定、「前橋○○部」という前橋発のコミュニティが発足されるなどの活動が行われています。

 

「前橋市市街地総合再生計画」では補助対象となる優良建築物等整備の緩和を行い、まちなか空き店舗を新規開店するための改装費を一部補助してくれる取り組みも行われています。

 

その他にも優良建築物等整備事業に該当する賃貸用の店舗件共同住宅が建築中であったり、県庁前通りや広瀬川近く等で再開発計画が進められている、更に中心市街地の空きビルを学生用のシェアハウスに転用する事業の業績が上がっているように中心市街地は活動の拠点として活性化の兆しが現れています。

 

この兆しのおかげでここ数年の中心市街地での大型取引は増加傾向にあり、前橋市の地価下落率は縮小傾向が続いています。

 

このように前橋市はこのまま縮小傾向が続き、最終的に下落が止まり上昇傾向になる事が期待されています。

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