築古化、専有面積縮小でも値上がるマンション価格(東京メトロ日比谷線② 中目黒~築地)

日比谷線人形町東京カンテイの調査によると、東京メトロ日比谷線の「中目黒~北千住」間の坪当たりの平均単価は309万円とのこと。(1坪=3.3㎡)

 

これは1年前と比べて18.1%上昇しています。

 

事例数の合計は3072件、築年数の平均は19.7年、平均専有面積は53.6㎡で、前年度と比較して事例数680件増加、築年数の平均は0.4年若返り、専有面積は1.7㎡小さくなっています。(前年度…事例数2392件、平均築年数20.1年、専有面積55.3㎡)

 

今回は八丁堀~北千住の区間に着目します。

 

この区間も中目黒~築地と同様に全ての地域で上昇傾向になっています。

 

このとき平均築年数が新しくなった地域、古くなった地域共に価格は上昇しています。

 

平均築年数が若くなった地域は茅場町、人形町、小伝馬町、上野、北千住で、中でも茅場町、人形町、上野は特に若くなっておりこれがマンション価格上昇の大きな要因となっていると考えられます。

 

それ以外の地域は築古化が進んでいても価格は上昇しています。

 

中でも八丁堀や仲御徒町は特に築古化が進んでいますがマンション価格は値上がりしており、需要の底堅さを感じ取れます。

 

今回の区間全体を見ると全体的に専有面積が縮小傾向にあり、ファミリー物件の流通量が減っていることが予測できます。

 

東京メトロ日比谷線は1964年の東京オリンピックに全線開通を間に合わせる為に突貫工事で建設された経緯があり、直角に近いような急カーブが連続するような路線になっています。

また、2020年の東京オリンピックに向けて霞ヶ関駅と神谷町駅の間の虎ノ門地区に新駅を設置する構想が発表されており、東京オリンピックに深い関係のある路線です。

 

下記に記す掲載駅における坪単価の最高値は小伝馬町の298万円でした。

 

現在の中古マンション価格

東京メトロ日比谷線

 

八丁堀 279(17.0/40.9)

 

茅場町 274(20.3/36.3)

 

人形町 281(20.6/45.9)

 

小伝馬町  298(9.2/37.1)

 

秋葉原 297(10.3/44.2)

 

仲御徒町  238(21.7/39.8)

 

上野259(11.5/44.3)

 

入谷198(20.0/43.5)

 

三ノ輪 183(19.2/53.2)

 

南千住 181(14.5/56.5)

 

北千住 169(17.7/70.2)

 

東京カンテイ調べ   単位:万円(平均築年数/平均専有面積)

※データはファミリーマンションを対象に2015年9月~11月の3ヶ月間の売り出し事例を集計した平均値

一押し記事