神奈川県横浜市は港北ニュータウンの今後に期待

横浜センター南駅(港北ニュータウン)

港北ニュータウンは若い街

 

現在神奈川県横浜市の都筑区は人口が21万人を超えているにもかかわらず平均年齢が40歳、高齢化率は16%という若く高齢化率が低くなっています。

 

その要因として、1974年から2009年にかけて開発された港北ニュータウンという都筑区の大半を占める大規模ニュータウンが挙げられます。

 

1993年に横浜市営地下鉄ブルーラインが開通し、ニュータウンには仲町台駅、センター南駅、センター北駅、中川駅が開業しました。

 

この中のセンター南駅、センター北駅の周辺に港北TOKYUS.C、港北みなも、都筑阪急、キーサウス、サウスウッド、ルララこうほく、コーナン、ノースポートモール、プレミアヨコハマ、あいたい、aune港北、Yotsubakoといった数多くの大型商業施設や警察署や区役所のような公共施設が集積し、区内の住民だけでなく周辺市区からも多くの利用客が流入しており、繁華性も高まっています。

 

2008年に横浜市営グリーンラインが開通し、ニュータウンでは北山田駅、センター北駅、センター南駅、都筑ふれあいの丘駅が開業しマンションや戸建住宅を中心とした大規模ベットタウンが発達していきました。

 

港北ニュータウンの課題

 

区の平均年齢が40歳と若く、ベットタウンというサラリーマン家庭を中心としている関係上、土日といった休日の利用度は高くとも平日の利用度は低くなってしまっており商業施設の売り上げは伸び悩んでいます。

 

その為多くの商業施設で頻繁なテナントの入れ代わりが発生してしまっており、大型商業施設の背後にある商業地に至っては休日でも利用客が流れてこずスーパー等の閉店が発生するだけでなく、閉店後もテナントが入ってこず長期間空き家となってしまっている店舗も発生してしまっています。

 

他にも懸念されている問題があります。

 

現在港北ニュータウンはわが国における超高齢化社会への推移を感じさせない若々しさのある平均年齢の若いベットタウンとなっていますが、今後若い世代の流入が減っていってしまうと30年後には現在30~40代の住民が高齢者となったときに急激な高齢化を迎えてしまう事になります。

 

その為今後も若い層が流入し続けるような「若者が住みたいと思う街づくり」の継続、現在の住民が高齢者となったときに備えて「高齢者の住みやすい街づくり」や医療設備の充実化、若い世代と高齢者の世代がしっかりとしたコミュニティを形成できるよう街づくりを継続して行く必要があります。

 

(参考:住宅新報2016年3月8日号)

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