不動産の購入よりも難しく感じた不動産売却

極寒の地の冬越しの辛さから不動産売却に

 

売却査定を依頼したのは昨年の9月半ばで、現在居住する岡山への移住に向けて、それまで2年半以上住んでいた、長野県の一戸建ての物件の売却を目指した中での事です。元々は大阪に生まれ長く住んでいましたが、母が亡くなった事などの事情で、兼ねてから旅行で度々訪れていた長野に住むことを決め、その時に中古不動産購入でお世話になった不動産会社さんに今回も依頼しました。私が購入した軽井沢町などの、リゾート地の物件を主に扱う業界では、大手の不動産会社さんです。

 

依頼する少し前に、他の複数の一括査定なども試しましたが、私の物件も元は別荘で、その特殊なせいか複数の査定を希望したのに、結局1社しか該当せず、それもあまり聞いたことがない会社だった為、以前に利用して気心が知れ、信頼出来るこの不動産会社に依頼することを決めました。当初買取りの希望も伝えたのですが、先ずはより高い売却と言うことで、仲介での売買を勧められ契約を7月に交わし、もし仲介での売買が出来ない場合は、直接買い取ってもらうと言うお話で対応してもらいました。

 

ネット公開後反響を見ながら、担当者さんに相談して1ヶ月後には価格も200万円下げましたが、内見の希望数は増えたものの、実際の契約に至らない状況が続きました。既に岡山での移住に向けて、新たな不動産の購入も同時に進めており、出来ればこの長野の家を売却したお金を新たな不動産の決済の一部にしたいと言う考えがありました。折角移住してまで住んでいた長野の家を売却するに至った理由はその想像以上の厳しい寒さによる体調不良が原因で、再び冬が訪れる前に何とか引越しを済ませたいと言う事情もありました。

 

そのため売却は遅くとも11月下旬までにと予定していた焦りもあり、見通しが立たない状況が続いていた9月半ばに、担当者さんに依頼して、事前の買取り査定をお願いしたのです。査定の回答価格は思った以上に低く、再検討も依頼しましたが、仲介売買が出来ない場合の買取り時期としていた11月下旬は、避暑地の売却シーズン外と言うことで、それ以上の価格アップは望めなかったので、当初対応依頼していた3ヶ月間の期限ギリギリまで、その後も仲介売買を目指して粘って見ましたが、結局叶わず、やむなく提示されていた査定額で買い取ってもらう事となりました。

 

 

最初から買取にしておけば…と後悔が残る不動産売却に

 

岡山の不動産については既に手付金も支払い正式な契約を交しており、決済を多少遅らせることは出来ても購入を断れば違約金が発生してしまいます。違約金を支払って手放すには惜しい物件だったこと、軽井沢の物件の売却を数ヶ月見送ったとしても、買取り以外で売却出来る見通しもその時点では全くありませんでした。自らの事情で期限を限定し、事を慌てて進めてしまったことに一番の大きな原因があり、その流れでは行き着くべき結果だったと思えます。

 

買取依頼をしてからの実際の売却は、迅速に対応してもらい2週間程でした。長野での引越し業者に依る荷物の積込み後に、売却の正式な契約を書類で交わし、長野の家の鍵を渡して空け渡し、その後間もなく岡山に発つ前には、不動産会社さんからの買取金の着金を確認出来ました。ただ売却の結果に今悔いがあるとすれば、不動産会社の担当者さんに依頼した最初の時に私から先ず買取りの相談をしていたことです。

 

その時にもし担当者さんが、仲介売買を勧めず買取りの対応をしてくれていたのなら、数百万円程のその後の損失と出費はかなり防げたと言う事です。少しでも高く売却したいと言う欲を持ってしまった私にも原因がありますが、売却シーズンを熟知しているプロの不動産会社の担当者さんなら、あの時に貝取りを、是非とも勧めてもらいたかったと思います。

 

仲介売買で手数料を取って利益とする、不動産会社側に立った判断なので、当然の対応かも知れませんが、前回不動産を購入した経緯もあるのですから、もう少し配慮してもらえていたらと思います。その点は信頼していた分少し残念に思っています。

 

(59歳 女性 派遣社員 現在岡山県在住)

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